自助論―人生の師・人生の友・人生の書/サミュエル スマイルズ 05044 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

自助論―人生の師・人生の友・人生の書/サミュエル スマイルズ 05044


著者: サミュエル スマイルズ, Samuel Smiles, 竹内 均
タイトル: 自助論―人生の師・人生の友・人生の書

★★★★☆

実は本書のさわりの部分を毎朝聴いている。

『右脳がぐんぐん目覚める4倍速CDブック―
「自助論」を英語と日本語で聴く!』


という本を買ったときにCDが付いてきた。

速聴(2~4倍速)で聴いていると右脳が発達するらしい。
一年以上、毎朝目覚めの音楽代わりに聴いている。
自らで人体実験をしているが、
その変化は本人には分らない(笑)。

たまに、聴くだけでなく本も読みたくなる。
久々に読んでみた。
 
 単なる知識の所有は、知恵や理解力の体得とは全くの別物だ。
 知恵や理解力は、読書よりもはるかに高度な訓練を
 通じてのみ得られる。
 一方、読書から知識を吸収するのは、他人の思想を
 うのみにするようなもので、自分の考えを積極的に発展させようと
 する姿勢とは大違いだ。


言ってくれるじゃないですか、スマイルズ先生。

 つまり、いくら万巻の書物を読もうとも、
 それは酒をちびちび飲むような知的たしなみにすぎない。
 そのときは快適な酔い心地を味わえるものの、
 少しも心の滋養にはならないし、人格を高める役にもたたない。


ここまで言うか(笑)。

でも一理はあるかな。本ばかり読んで(INPUTのみ)
行動が無いと(OUTOUTが無い)と孔子ではないけれど
それは確かによくないと思う。

どちらが過ぎても偏りが出てしまう。
行動ばかりで勉強しない、
なんてどこかの会社の社員と一緒だな(笑)。

やはりバランスが大事だよね。
理論と実践。武道と一緒だ。


著者: サミュエル スマイルズ, Samuel Smiles, 竹内 均
タイトル: 自助論―人生の師・人生の友・人生の書