知性で運を開く―知的生活の達人/中谷 彰宏 05099
著者: 中谷 彰宏
タイトル: 知性で運を開く―知的生活の達人
★★★★☆
久々の中谷さんの本。
相変わらず外さない。
読書歴が自分史である。
さすが良いことを言う。
まさにこのブログがそうだと思う。
よく自分で見返しているが、すぐにそのときの心境に
戻ることができる。
さらに、自分が今まで生きてきた半生を振り返って
何歳の時にどういう本を読んだのかを思い出してみる
これはキツイな。特に子どもの頃の記憶には
全く自信が無い。
読んだ本が、その時の自分の姿を映し出していることがわかります。
自分が読んだ本というのは、自分の歴史なのです。
自分が何歳で何を読んだか、その本をその頃の生活と重ね合わせて
思い出してみると、今まで自分が何をやってきたのかを
思い出すいいヒントになります。
よくよく思い出してみると、
やはり子どもの頃の遊んだ記憶はあまり無いが、
(単に記憶力がないから、が理由だけど)
強烈な印象を持った本の中には、
その本を読んだ時の状況を、
部屋やその部屋の明るさ、
本の匂い、その気持ちなどを
鮮明に思い出せるものもある。
例えば中学生のときに読んだ吉川英治の
「宮本武蔵 」「太閤記」
などはそこまで強烈に憶えている。
このブログも何年も経ってから省みたら
とても面白いだろう。
その時どれだけ自分の成長を
感じることができるであろうか。
タイトル: 知性で運を開く―知的生活の達人
著者: 中谷 彰宏
私は日記はつけないのですが、手帳には、
自分の読んだ本、見た映画を必ず書き込むようにしています。
そして、年度末になると1年間の自分の手帳を見て、
今年はどんな本を読んだかを振り返ってみるのです。
それが、1年間に私が何をしてきたかという軌跡です。
仕事でどういう成果を上げたかということより、
1年間にいったい何を読んだのかということのほうが、
実は私の1年間の歴史になっているのです。