知性で運を開く―知的生活の達人/中谷 彰宏 05099 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

知性で運を開く―知的生活の達人/中谷 彰宏 05099



著者: 中谷 彰宏
タイトル: 知性で運を開く―知的生活の達人


★★★★☆
久々の中谷さんの本。
相変わらず外さない。

 読書歴が自分史である。

さすが良いことを言う。
まさにこのブログがそうだと思う。
よく自分で見返しているが、すぐにそのときの心境に
戻ることができる。

 さらに、自分が今まで生きてきた半生を振り返って
 何歳の時にどういう本を読んだのかを思い出してみる


これはキツイな。特に子どもの頃の記憶には
全く自信が無い。

 読んだ本が、その時の自分の姿を映し出していることがわかります。
 自分が読んだ本というのは、自分の歴史なのです。


 自分が何歳で何を読んだか、その本をその頃の生活と重ね合わせて
 思い出してみると、今まで自分が何をやってきたのかを
 思い出すいいヒントになります。


よくよく思い出してみると、
やはり子どもの頃の遊んだ記憶はあまり無いが、
(単に記憶力がないから、が理由だけど)
強烈な印象を持った本の中には、
その本を読んだ時の状況を、
部屋やその部屋の明るさ、
本の匂い、その気持ちなどを
鮮明に思い出せるものもある。

例えば中学生のときに読んだ吉川英治の
「宮本武蔵「太閤記」
などはそこまで強烈に憶えている。
このブログも何年も経ってから省みたら
とても面白いだろう。
その時どれだけ自分の成長を
感じることができるであろうか。


タイトル: 知性で運を開く―知的生活の達人
著者: 中谷 彰宏


 私は日記はつけないのですが、手帳には、
 自分の読んだ本、見た映画を必ず書き込むようにしています。
 そして、年度末になると1年間の自分の手帳を見て、
 今年はどんな本を読んだかを振り返ってみるのです。
 それが、1年間に私が何をしてきたかという軌跡です。
 仕事でどういう成果を上げたかということより、
 1年間にいったい何を読んだのかということのほうが、
 実は私の1年間の歴史になっているのです。