斎藤一人 変な人が書いた驚くほどツイてる話/斎藤 一人 08121 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

斎藤一人 変な人が書いた驚くほどツイてる話/斎藤 一人 08121

斎藤一人 変な人が書いた驚くほどツイてる話 (知的生きかた文庫)/斎藤 一人
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★★★★★

さすがに荷造りをしながらでは本が読めない。

なので、PCに入れてあるIチューンを

聞きながら作業を進める。


その中には音楽も当然ながら、各種講演も入れてある。

偶然か必然か、斎藤一人さんの講演が流れてきた。


 「ツイている」と何度でも繰り返し言いなさい、

 本当にツイてくるから


というのが趣旨だったが、深く感じるものがあったので

やはり本を読みたくなった。


で、本書を再読する。



 「そうだよね、わかるよ」
 この一言で必ず変わります!


 「そうだよね、わかるよ」
 これは何かというと、商人というものは
 争いごとを起してはいけないということです。
 もちろん、商人でない人もそうです。
 世の中には、自分とずいぶん違う

 意見を言う人がいますが、
 「違う」といってはいけないんです。

 「そうだよね、わかるよ」
 と言う。

 ここで言う「そうだよね、わかるよ」は

 どういう意味かというと
 「あんたの言っていることが分かった」

 ということであって、
 その人の意見に賛同している

 わけではないんです。

 「そうだよね、わかるよ」
 とまずこれを言うんです。そこではじめて、
 「こいつは俺の仲間なんだ」と思ってくれる。
 すると、人の心はふあっと開くのです。

 私がいくら

 「ツイているって言うとツイてくるんだよ」
 と言っても、なかには
 「そんなことで世の中うまくいくわけないから
 『ついている』なんて言わないよ」
 と言う人がいるんです。


 でもそんな時に
 「そうなんだよね、わかるよ」
 と相手をいったん受け入れておいてから、
 「俺もそうだったんだけどさ、

 やっぱりツイているって
 言っておいた方がいいかもしれないよね」
 というと、仲間の言うことは聞こうか、

 と言う氣になるんです。
 「そうだよね、わかるよ」
 を口ぐせにしないと、

 なかなかこの技は使いこなせません。

 だから、ひまなときに、話し相手がいないときでも
 「そうだよね、わかるよ」
 とシャドーボクシングのようにね、

 これを繰り返し言ってみてください。

 これをやっていると、相手が少しぐらい

 違うことを言った時に、
 「それは違う」を言いそうなところでも
 「そうだよね、わかるよ」
 とうなずけば、二人は手を取り合えます。



ああ、その通りだ。


「そうだよね、わかるよ」


いい言葉だ。

自然と出るように、

完全に自分のものになるように、

繰り返し口にしてみよう。



変な人の書いたツイてる話/斎藤 一人 05090