運を味方にする達人/中谷彰宏 08224 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

運を味方にする達人/中谷彰宏 08224

運を味方にする達人/中谷彰宏

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自分は、運がいいと思っている。

「チッ」と舌をならしたくなるような出来事も

そりゃあったけれど、

でも長期的に思い起こしてみれば、

結果的には全て良い方に向かっている。

だから、不本意だなぁと思うことがあっても

「きっとこれも、神様が何かを学べ、

 と言っているに違いない」

と前向きに考えることが年々上手になってきた。


でも「達人」とはまだまだ言えない。



 勉強したくない人間に、勉強させるな


 君がもし勉強が嫌いなら、

 勉強なんてしなくていい。

 勉強は好きな人間が、

 好きなだけやればいいのだ。


 勉強が嫌いな人間に、

 勉強する権利なんてない。

 勉強は義務ではない。

 権利なのだ。



全くその通り!だ。


「なんであなたはTVも見ずに

 そんなに勉強するの?」


と聞かれたことが何度かある。


こんなに面白いのに、

その面白さが分からないなんて、

なんて可哀そうな!と思ったが

口にはしなかった(笑)。


勉強は義務ではなく、権利である。


小学校二年生の娘にもよく言うが、

まだ権利も義務も良く分からないらしい。

そのうち、わかるだろう。



 量は質に転換する。

 天才は、質と量を兼ね備えている。


 訓練においては、まずは量だ。

 何だかんだ理屈言ったって、

 量の多い奴にはかわない。


 <中略>


 そして、量が質に転換して、

 普通の人は量をこなさなくなる。

 量が質に転換しても、

 まだ量をこなし続けるものを天才と呼ぶ。

 手塚治虫を見よ。


うーん、これを読むと、

速読を止められなくなっちゃうナ(笑)。

4年もやっているともう習慣になってるから、

止まる方が難しいけど。


やはり、質も量も共に追い求めたい。

どちらが先か、といえば、

間違いなく「量」だよな。


マラソンの野口みずき選手、

欠場は本当に残念だったけど

「走った距離は、裏切らない」

まさにその通りだと思う。