座右の諭吉 才能より決断/齋藤 孝 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

座右の諭吉 才能より決断/齋藤 孝



著者: 齋藤 孝
タイトル: 座右の諭吉 才能より決断






★★★★☆
1ヶ月ほど前、「座右のゲーテ」 を読んで
たいへん良かったので買っておいた。

齋藤孝さん、さすが、外しませんね。面白かった!

小学生の頃、福沢諭吉の伝記を読んだことがあったが
一万円札の肖像にもなるのに
その伝記程度の知識しかなかった。
ヒタスラ勉強して、慶應義塾を始め銀行や新聞などを
日本で初めて作った男。

本書はそのような業績・実績をどのような個性・人間性で
達成したのかをエピソードを絡めて明らかにする。

とにかくクールな現実主義者で
意味の無いこと、無駄なことを避ける。
「悩む暇があったら勉強すれば良い」
その通り、だと思った。
目の前がちょっと開けたような気がした。

なんだか、慶應出身の方の人付き合いの上手さ、
スマートさ(全員が全員そう、ではないけど)は
創業者のキャラクターを継承しているのでは?
とも感じた。