店は客のためにあり 店員とともに栄え 店主とともに滅びる/笹井清範 24093 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

店は客のためにあり 店員とともに栄え 店主とともに滅びる/笹井清範 24093

 

★★★★★

長いタイトルと「倉本長治の商人学」というサブタイトルの本。

AUDIBLEで拝聴。実に素晴らしい!

倉本長治さんのお名前はいろいろな本で少しだけ触れていたので

興味はあったがこれほどに良いとは、

今まで触れずに惜しいことをした。

 

ファーストリテイリング柳井正さんの「あれ、もう1章入っている?」

というくらいの長くて氣合いの入った前書きに続き、

まさに昭和の石田梅岩!いった感じの

「商人学」というよりも商人とはいかにあるべきかを説く

「商人道」が語られる。

 

あとがきにも近いことがあったが

この「商人」を「ビジネスパーソン」と読み替えても

大いに活きそう。

本書再読のみならず倉田長治さんの原著に当たってみたい。