店は客のためにあり 店員とともに栄え 店主とともに滅びる/笹井清範
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★★★★★
長いタイトルと「倉本長治の商人学」というサブタイトルの本。
AUDIBLEで拝聴。実に素晴らしい!
倉本長治さんのお名前はいろいろな本で少しだけ触れていたので
興味はあったがこれほどに良いとは、
今まで触れずに惜しいことをした。
ファーストリテイリング柳井正さんの「あれ、もう1章入っている?」
というくらいの長くて氣合いの入った前書きに続き、
まさに昭和の石田梅岩!いった感じの
「商人学」というよりも商人とはいかにあるべきかを説く
「商人道」が語られる。
あとがきにも近いことがあったが
この「商人」を「ビジネスパーソン」と読み替えても
大いに活きそう。
本書再読のみならず倉田長治さんの原著に当たってみたい。