小さな修養論/藤尾秀昭 24102
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3年ぶり8回目。
物事の本質を見抜かずして、あらゆる事業は成り立たない。
あらゆる道は全うできない。
多くの先達が本質を見抜くことの大事さを説くのは、それ故である。
「観(かん)の目は強く見(けん)の目は弱く」
と言ったのは宮本武蔵である。
現象に惑わされることなく、
全体を観る目を養え、ということである。
彼はこの訓練によって六十数回の戦いに必勝した。
細部にこだわり過ぎて全体像を見失う方。
グロービス経営大学院の受講生にも多い。
この宮本武蔵の名言をこれからは進呈しよう。