わが投資術 市場は誰に微笑むか/清原達郎 24113
★★★★★
話題の本。
話題になっていても単にマーケティングが
上手いだけの本が大半だが本書は違う臭いがした。
勘は正解だった。
株式投資に才能など存在しない。
「じぶんの失敗から
どれだけ学んだか」だけだ。
とは経営にもつながる言葉かも。
世間の「当たり前」に疑問を持ち、
自分なりの「仮説」を立て、
自分自身もリスクを張りながらも
顧客の資産と共に身を以て検証していく。
そのPDCAの回転の速さ、は魅力かもしれないな。
ただやはりショートとか苦手かも。
他のことが手に付かなそう(苦笑)。
本書で面白くも参考にしたいと思いつつも
複雑なのはREITや不動産会社への投資への向き合い方。
資産ポートフォリオの中での不動産や太陽光発電所、
そして現金のポートフォリオが大きすぎるので
それをもう少し分散したい。
本書を読むとREITや不動産会社での成功失敗の話が多数登場。
このあたりを読むとやはり一番目利きが
出来るのは不動産業界だなぁ、と。
この業界であればビジネス理解であれば
清原達郎氏に少し近づけるかも。
ただそれは「同じかごに卵を盛るな」に反するのではないのか。
やっぱりTOPIXのETFとかから、なのかなぁ。。。