わが投資術 市場は誰に微笑むか/清原達郎 24113 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

わが投資術 市場は誰に微笑むか/清原達郎 24113

 

★★★★★

話題の本。

話題になっていても単にマーケティングが

上手いだけの本が大半だが本書は違う臭いがした。

勘は正解だった。

 

 株式投資に才能など存在しない。

 「じぶんの失敗から

 どれだけ学んだか」だけだ。

 

とは経営にもつながる言葉かも。

世間の「当たり前」に疑問を持ち、

自分なりの「仮説」を立て、

自分自身もリスクを張りながらも

顧客の資産と共に身を以て検証していく。

そのPDCAの回転の速さ、は魅力かもしれないな。

ただやはりショートとか苦手かも。

他のことが手に付かなそう(苦笑)。

 

本書で面白くも参考にしたいと思いつつも

複雑なのはREITや不動産会社への投資への向き合い方。

資産ポートフォリオの中での不動産や太陽光発電所、

そして現金のポートフォリオが大きすぎるので

それをもう少し分散したい。

 

本書を読むとREITや不動産会社での成功失敗の話が多数登場。

このあたりを読むとやはり一番目利きが

出来るのは不動産業界だなぁ、と。

この業界であればビジネス理解であれば

清原達郎氏に少し近づけるかも。

ただそれは「同じかごに卵を盛るな」に反するのではないのか。

やっぱりTOPIXのETFとかから、なのかなぁ。。。