年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記 -3ページ目

正義の教室/飲茶 24106

 

★★★★★

「正義」とは何か?

 

 ソクラテス、プラトン、ベンサム、 キルケゴール、ニーチェ、

 ロールズ、フーコー etc。
 人類誕生から続く 「正義」を巡る論争の決着とは? 

 私立高校の生徒会を舞台に、

 異なる「正義」を持つ3人の女子高生のかけ合いから

 「正義」の正体があぶり出される。

 

という背表紙のリードからくる高い期待を決して外さない。

 

読書中、先日の

 

 予言された世界/落合信彦 落合陽一 24100

 

を思い出す。

父落合信彦さんは息子落合陽一さんに

「勉強しろ」とは言わなかったが

「哲学、ニーチェだけは学べ」と言っていた、と。

 

本書を読んで何か今まで全く知らなかった

「結論」を知れたわけではないけれど、

「哲学」を学び「正義」を巡る旅を味わい経ること。

この道のりを歩むことが大事なことなのだと思う。

 

 

史上最強の哲学入門/飲茶 23251

史上最強の哲学入門/飲茶 23080

 

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち/飲茶 23135

 

「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学/飲茶 23117

君たちはFIRE後どう生きるか/寺澤伸洋 24105

 

 

★★★★☆

:

 FIREして人生を変えた男女20人のリアルストーリー

 新しい生き方への最高のバイブル

 副業/高配当株投資/新NISA/不動産投資など、

 あなたは何で自由を得ますか?

 

というとっても長いサブタイトルの本書。

私も7年前にサラリーマン社長を辞めた。

当時は余り意識しなかったけど、

このFIREとやらに該当した様だ。

 

 FIREとは、もともと Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとった

 造語で、直訳すると「経済的に自立し、早期退職する」という意味。

 これは、「若いうちから経済的安定を獲得し、早期退職をすることで、

 仕事ばかりの疲れた人生から脱却しよう」という人生設計のこと

 

なのだという。

仕事ばかりの疲れた人生、というところが全く自分には当てはまらず、

仕事は楽しいけど身体の無理が効くうちに武道、合氣道を

とことん鍛錬してみたかった。

これはちょっと違和感あるなぁ、、と思ったら

 

 FIRE後は誰にも強制されず、時間にも追われない働き方、

 「遊ぶように生きる」を体現されている人が多いこと。

 

とも。これの方が実感に近いね。

独立して7年になるが、太陽光売電収入やマンション収入などの

投資収入は今や全収入の数分の一になり、

今や「遊ぶように働いている」自分がいる。

 

第4の波 ~大前流「21世紀型経済理論」~/大前研一 24104

 

★★★★★

各種雑誌や講演などを編集し一冊の本にしているので

重複や本全体でのバランス感などは

「ムムム」と思うところはありながらも

やはり大前研一さんの本は定期的に読むべし、と思う。

 

経営者はもちろんだが、

政治家の皆様には特に読んで頂きたい。

選挙の際の各政党の公約など、

魅力を感じないものばかり。

ムリに自分で政策などを考えるからだと思う。

全体観の無い、総花的なものになってしまうだけ。

なんでもやる、は戦略では無い。

 

「頭脳は大前研一さんに任せます。

 私は大前研一さんの考えた政策を

 ひたすら実行し実現することに徹します!!」

という政党、政治家が出てきたら

全力で応援するのだが。

週刊ダイヤモンド 3/30号 凄腕シニア投資家が教える株運用術 24103

 

★★★★☆

週刊ダイヤモンドさん、またもや株式投資特集。

「凄腕シニア投資家が教える株運用術」

ということで先日購入済みの

 

 

 

の清原達郎さんら、シニア投資家たちの

投資術、運用術が満載。

 

87歳現役トレーダーの藤本茂さんの

「夜2時に起きてずっとパソコンに張り付いて。。」

という過酷な一日を読むとデイトレーダーには

絶対になりたくないしなれないし、

とは思う。

 

しかしながら清原達郎さんのページなどを読むと

今は旧自社株や現顧問先しか持っていない

株式への投資だが少し広げてみようかな、

とも思えるようになってきた。

何より「お勧め銘柄」の社名を見ても知らない会社ばかり、

ということに戸惑いと焦りを感じる。

 

小さな修養論/藤尾秀昭 24102

 

★★★★★

3年ぶり8回目。

 

 物事の本質を見抜かずして、あらゆる事業は成り立たない。

 あらゆる道は全うできない。

 多くの先達が本質を見抜くことの大事さを説くのは、それ故である。

 

 「観(かん)の目は強く見(けん)の目は弱く」

 と言ったのは宮本武蔵である。

 現象に惑わされることなく、

 全体を観る目を養え、ということである。
 彼はこの訓練によって六十数回の戦いに必勝した。

 

細部にこだわり過ぎて全体像を見失う方。

グロービス経営大学院の受講生にも多い。

この宮本武蔵の名言をこれからは進呈しよう。

 

 

小さな修養論/藤尾秀昭 21216

小さな修養論/藤尾秀昭 21022

 

小さな修養論4/藤尾秀昭 21261

小さな修養論4/藤尾秀昭 21075

小さな修養論4/藤尾秀昭 20094

 

小さな修養論3/藤尾秀昭 21238

小さな修養論3 /藤尾秀昭 21057

 

小さな修養論2/藤尾秀昭 21219

小さな修養論2/藤尾秀昭 21043

 
 

氣と生活/藤平光一 24101

 

★★★★★

寛骨臼形成不全による変形性股関節症にて

10月に人工股関節手術を受けることにした。

前十字靭帯再建手術と同じく船橋整形外科さんにて予約済。

いろいろと調べてみたが、自然治癒するものではないらしい。

まだまだ武道稽古も登山も続けたいし。

 

ただ、あと半年間も手術まで猶予があるので

出来ることは何でもやってみようと思う。

病氣や怪我は今までの人生を改めよ、

という天からのメッセージなはず。

これを機にいろいろ試してみたい。

 

そんな時はやはり藤平光一先生の本。

本書を拝読すると、やはり反省すべき

心の使い方、身体の使い方があったなぁ、と。

まずはもっともっと謙虚に丁寧に生きよ、

ということかと。

 

氣と生活/藤平光一 21117

 

氣と健康/藤平光一 24090

氣と健康/藤平光一 21122

 

中村天風と植芝盛平 氣の確立/藤平光一 23031

中村天風と植芝盛平 氣の確立/藤平光一 21114

中村天風と植芝盛平 氣の確立/藤平光一 15130
中村天風と植芝盛平 氣の確立/藤平光一 14184

 

氣で克つ―心で身体を使うビジネスの本義を学ぶ 21173

氣で克つ―心で身体を使うビジネスの本義を学ぶ/藤平 光一 20082

 
成功の秘訣は氣にあり/藤平光一 21147

成功の秘訣は氣にあり/藤平 光一 17206
成功の秘訣は「氣」にあり/藤平光一 15192
成功の秘訣は「氣」にあり/藤平 光一 07165
成功の秘訣は氣にあり/藤平 光一 06171

 

普及版 氣に合するの道/藤平光一 21135

 

氣の呼吸法/藤平光一 21126

 

月刊 秘伝 2019年01月号 氣の巨人 藤平光一の合氣道

 

予言された世界/落合信彦 落合陽一 24100

 

★★★★☆

父落合信彦さんと息子落合陽一さんの対談本。

あんまり対談風、ディベートやディスカッションしている感じは

無いけれど、この親子の対談とは凄いね!

 

確かに凄い人ではあるのだろうけど、

極言やアジテーションが多く、若いうちはそれなりに熱くなれたけど

だんだんとポジショントークが厳し過ぎて受け付けなくなってしまった

父落合信彦さん。

 

その父からこんなにバランスの良い、視野の広い、思考の深い、

素晴らしい息子さんがどうやって生まれ育ったのか?

という教育論、教育方法が最も氣になるところ。

「一流のちょっと変わった方々がよく家に遊びに来てて

 彼らに大いに影響された」と息子落合陽一さんの談。

 

やはり若いころから本物たちに

触れ続けるのは大事なんだね。。

 

 

ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法/落合陽一 猪瀬直樹 22262

 

学ぶ人と育てる人のための教科書/落合陽一 22205

 

日本再興戦略/落合陽一 21077

日本再興戦略/落合陽一 18123

 

働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~ 落合陽一 21061

 

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望/落合陽一 21058

 

10年後の仕事図鑑/堀江貴文 落合陽一 20018

 

 

 

そしてわが祖国―怒れ!!日本の若者たちよ/落合信彦 17364

 

翔べ黄金の翼に乗って/落合信彦 16290

 

極言―落合信彦選集/落合信彦 16283

極言―落合信彦選集〈4〉 (小学館文庫)/落合 信彦 11280 

 

 

 

週刊ダイヤモンド 3/23号 弁護士 会計士 税理士 24099

 

★★★★★

今回の週刊ダイヤモンドは士業特集。

 

グロービス経営大学院には以前からもいたけど

最近士業の先生たちがさらに増えている氣がする。

 
弁護士などは人数も増え、
しかもAIなどに代替されるかも?
と言われて久しくなり資格だけでは喰えなくなっている、
ということの現れなんだろうね。
弁護士、会計士のコモディティ化、
とは恐ろしいけれど。
そういえばお医者さんでMBAを目指す方も増えている!
 
今年のグロービス経営大学院の入学者は1,000人弱、とのこと。
MBAだけ、も既にコモディティ化が進んでいるとも思う。
弁護士とMBA、医師とMBA、私だったら不動産とMBAか。
自分のスペシャルティとMBAを組み合わせる時代の
本格到来を強く感じるなぁ。
 
 

5月22日夜 グロービス経営大学院卒業生向けイベント登壇します

グロービス経営大学院卒業生(空きがあれば在校生の方もOK)向け以下イベントでお話させて頂きます(^^)/グロービスでお会いしましょう☆
--以下引用--
「アルムナイTAKIBI-TALK~グロービス生態系で楽しく仕事をする「武道とキャリア」編~」開催日時:5/22(水)19:30-20:30@東京校
ゲスト:小野 学さん(2007期東京)小野さんは、グロービスでの学びを、ビジネスに生かすのみならず、ご自身のキャリア、不動産投資、自己研鑽、武道鍛錬?!にまで、幅広く活用し「武道家×二社のオーナー社長×グロービス講師」という異色のキャリアで活躍されています。👉申込はこちら!(マイページ>イベント一覧)
※卒業生限定イベントですが、開催日3週間前時点で在校生にも公開しております。

雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘玲 24098

 

★★★★★

8年ぶり!9回目。

そうか、この本を8年も読んでいなかった、ということにまず驚き、

2004年刊の本書は「国も個人も世界屈指の豊かな日本」という

前提で書かれていることにもまた驚く。

 

橘玲さんやこの本などの著書に感謝したいのは

当時はあまりに遠すぎる氣がして

荒唐無稽以上に思えた「経済的独立」を

自分自身の問題課題と捉えて考え続け

実現に向かってチャレンジし続けることができたこと。

 

帯に書いてある本書のキーメッセージ、

 

 黄金の羽根のエッセンス!
 億万長者になって王侯貴族のような生活を送ることが

 誰にでもできるわけではない。

 だが自分と家族のささやかな幸福を実現することは、

 それほど難しくはない。

 必要なのはほんの少しの努力と工夫、

 自らの人生を自らの手で設計する基礎的な知識と技術だ。

 

まさに、まさにその通りだ。

 

若かりし頃は経済的独立なんて

「悪い冗談」くらいにしか思えなかったが

実現してみればこんなものか、とも今は感じる。

やはり本書は多大な学びと恩恵と頂いた一冊。

 

雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘玲 16277 ★★★★★

雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘玲 13007 ★★★★★
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雨の降る日曜は幸福について考えよう 橘玲 10338 ★★★★☆
雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘 玲 08327 ★★★★★
雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘 玲 05298 ★★★★★
雨の降る日曜は幸福について考えよう/橘 玲 06176 ★★★★★